就労準備型放課後等デイサービス(カレッジクラス)
就労準備型放課後等デイサービス(カレッジクラス)とは?
- 障がいをお持ちの中高生のための放課後等デイサービスです。その名の通り、高校卒業後の就労を目標に日々の支援を行っていきます。
主な内容は、就労の現場を意識した「実践的なトレーニング」です。コミュニケーションやビジネスマナー、パソコンスキルや軽作業など、就労を意識した内容で就労後の「練習」を行っていきます。
こんなお悩みはありませんか?
- コミュニケーションが苦手・集団活動が苦手
長時間座っていられない・自分に自信がない
自己肯定感が低い・作業が遅く悩んでいる
面接で受け答えができない・働くことが不安
働くことがイメージできない。
プログラム内容「小学校高学年~高校生」
生活スキル
- 身辺自立
- 整理整頓
- スケジュール管理
- お金の管理(金銭感覚)
- 交通機関利用方法
社会性スキル
- あいさつ
- 言葉使い
- 身だしなみ
- 電話対応
- SNS利用
- ボランティア体験
働くスキル
- 業務シミュレーション
- 職業体験
- 就職準備
- パソコン(基本操作・プログラミング)
運動・知育療育型児童発達支援(スポーツクラス)
運動・知育療育型児童発達支援(スポーツクラス)とは?
- フィジカルトレーニングやトランポリン、スイング等を使い、楽しみながら自分に合った身体の使い方を自然に身につけていきます。体幹を整え、脳を安定化させることで集中力や感情のコントロールも向上していきます。
一人一人のレベルに応じてできる環境を設定し、「できることは楽しい、楽しいから挑戦する、挑戦するからできるようになる」というループでどんどんできることが増えていき、発達を促していきます。
こんなお悩みはありませんか?
- 運動が苦手・体育が苦手
落ち着きがない・じっとしていられない
姿勢が悪い・身体のバランスを崩しやすい
言葉が不明瞭である・言葉が分からない
整理整頓ができない
食事などをの基本動作が苦手
プログラム内容「未就学児~小学校低学年」
運動療育
- 身体や手先を動かす運動プログラム
- 正しい姿勢を身に付ける体操や運動
- バランスボールやトランポリンなどの専門器具での運動
知育療育
- 計算や文字の読み書きなどの学習プログラム
- ゲーム感覚で学ぶ対話型のデジタル教材
- 集団で遊べるソーシャルスキルゲーム
理事長メッセージ
私は治療家として、様々な症状を持つ患者様と関わってきました。
治療経験の中、障がいを持った児童の施術では、時に私が思った以上の効果を上げることがありました。
いつしか障がいそのものを「治す」「治せるんではないか」と思うようになり、再生医療や栄養学を学び、施術に取り入れてみましたが、結果、その時の症状が良くなることはあっても、障がいそのものを取り除くことはできませんでした。
そのような時に、ある障がい者の方のスピーチを聞く機会がありました。
彼女は壇上で満面の笑顔でこう話したのです。
「今春、無事に就職することができ、初めて給与明細をもらいました。その中身を見た時に嬉しくて嬉しくて仕方がなかったのです。なぜなら、税金がひかれていたからです。」
「私は、これまで社会の皆さんの税金や、障がいに関わる方々のお陰で生きてきました。そのような私が初めて納税できたこと、自分自身が社会を支える側の人間になったことが嬉しくてたまりません。」
このスピーチを聞いた時、感動すると共に障がいとは何だろうと改めて考えるようになりました。
障がい児として育った彼女は、一般就労を果たし納税者となり、今は笑顔をもって日々を生活されています。
それは、視力の悪い人が眼鏡をかけるように、何かを周りから補填することで、一般の社会人と変わらないのではないかと感じました。
それまでは障がいを治すという考えが先行していましたが、社会から障がい者をなくす・減らすという取り組みが重要ではないかと強く思うようになったのです。
「働く事は生きる事」
私は、障がいを持った方が、しっかりと就労自立に向けた取り組みをなるべく早い段階から行うことでスムーズな就労が可能となり、その支援ができると確信しています。
当法人の理念「あふれんばかりの想いで、明日への扉を開きたい!」、この中には「想像と創造」を掲げています。私は「なければ創ればいい」と思っています。
一人でも多くの障がいを抱えた児童が、働き手となり納税者となり、共に未来に向かって社会を構築していく、そのような社会を実現するための施設をここ名張伊賀地区に創りました。
この新しい取り組みが、一つの明るい未来「明日への扉の一つ」としていきたいと思います。
特定非営利活動法人さくらプラス
理事長 末永伸吾